初めに断っておきますが、今回は費用を極力抑えたため、手順が結構複雑、かつ、面倒になっていますので、覚悟はしておいてください。そのかわり、私の金額実績としては、5000円を切る、4647円([note]内訳は、Google Home mini:3240円(某家電量販店で5000円以上同時購入でのセール価格)とRM mini3:1407円(Lightinthebox.com)[/note])でした。
Google Home
① Google Homeを電源につなぎます。
声が届きやすい&音が聞こえやすい場所に設置しましょう。
② Google Homeアプリをダウンロードします。
③ Google Homeアプリのセットアップ。
この時、インストールするスマホはWi-Fi接続しておいてください。
まず開始を押します。
紐づけたいアカウントを選択してOKを押します。もしGoogleアカウントを持っていなければここで作成する必要があります。
簡単でしたね。これで一旦はセットアップ終了です。「OK Google、こんにちは」とでも話しかけてみて動作確認してください。
RM mini3
① RM mini3を電源につなぎます。
USBケーブルしか同梱されていないので、変換するなどしてコンセントから接続するとよいでしょう。PCとつなぎっぱなしでもいいよという方はPCのUSBに挿してもいいと思います。
② 野良アプリをインストールします。
新しいバージョンだと、日本国内向けのプロテクトで弾かれることもあるらしく、Google Playからではない登録をします。セキュリティのリスクを承知の上で自己責任でお願いします。Google Playに登録されていた古いバージョンを入れるので大丈夫だとは思われますが、使用しなくなった古いAndroidスマホに入れることで少しはマシかもしれません。私はそうしています。
Intelligent Home Center apk
③ Intelligent Home Centerセットアップ
まず、Androidスマホの言語設定を英語にします。こちらはお使いの端末によって少し違いますが、設定→言語でEnglishを選択するなどしていただければできるかと。
そして本体のResetボタンを細い何かで押してください。すると青ランプが点滅する同期モードになるはずです。これでスマホがWi-Fiに接続されていればアプリにRM mini3が認識されます。
④ Intelligent Home Center設定方法(リモコン編)
ここからが大変地道な作業となります。ひたすら赤外線リモコンを一つづつポチポチしながら、それに名前をつけていきます。
「デバイス」を選択します。
「RM mini3」を選択します。
「アプリケーション追加」を押します。
ここでは例として「エアコン」を選択します。
「ユーザ定義」で設定します。ちなみに、もし該当のメーカーがありそうであれば、二番目の「ブランドから選択」を選ぶと楽になります。
「+」ボタンを押します。
すると、学習待機の状態になるので、RM mini3(黒色の本体)に向かって、エアコンのリモコンの任意のモードのボタンを一度押します。
エアコンの場合、今押されたボタンが、どのモードか(自動、冷房、暖房、送風、ドライ)、風強度が何か(自動、弱、中、強)、温度が何度かを選択します。
うまくRM mini3に認識されれば、テストモードになります。動作確認をするので、今回でしたら、一度エアコンを消してから「テスト」ボタンを押して本当にエアコンが点くかを確かめます。
うまくいったかを尋ねてくるので、良ければ「はい」を、駄目だったら「いいえ」で再学習です。
アプリ上のリモコンにボタンが定義されます。
各リモコンによって画面は異なりますが、このようにRM mini3に向かって対象のボタンを押して覚えさせて、それに名前を付けるという作業を繰り返します。TVを学習させようとする場合は、チャンネル定義が必要なので、特に根気が要ります。
⑤ Intelligent Home Center設定方法(シーン編)
残念ながら、上記で終わりではありません。今までの設定で、IHCのアプリからは各家電を操作できますが、Google Homeを使った音声操作はできません。Google Homeに認識させるには、シーンというものを定義しなければなりません。Google HomeでRM mini3の機能を呼び出せるのは基本的にはシーンだけです。
まず、「シーン」に移動し、「+」ボタンを押します。
すると、以下のような画面になるので、「シーン名」と「対応するボタン」を選んでください。「シーン画像」は任意項目なので省いても大丈夫です。ここでは例として、照明をオンにするボタンを設定しました。
※この時、シーン名を工夫すると自然な応対ができます。Google Homeでの呼び出しは、「(シーン名)をつけて」で、その際のGoogle Homeの応答メッセージは「分かりました。(シーン名)にします」となります。呼び出しはショートカットという機能でどうとでもなるのですが、応答メッセージは変更できないので、上記メッセージが自然になるような「シーン名」にするとよいでしょう。例の通りだと、「電気をオンにします」で自然ですが、”電気を点ける”というシーン名にしてしまうと、「電気を点けるにします」という不自然な返しになってしまいます。
私自身のシーン設定は以下のようになっています。
多いですね。。更に下にもまだまだあります。ここも面倒ですが一つづつ定義が必要です。あともう一息!
Google Home & RM mini3
① Google Homeにアプリを紐付ける。
メニューを開き、
「スマートホーム」を押します。
「+」ボタンを押します。
(こちらは既に設定済みの画面ですが、)「BroadLink Smart Home」を探して選択します。
うまくGoogle HomeとRM mini3の紐づけに成功すると、以下のように作成したシーン名が認識されて表示されるはずです。
② ショートカットの設定
ここが最後の大変なポイントです。これまでの設定で、例えば上記設定で「OK Google、エアコンをオンをつけて」と話しかければ家電を音声で操作できるようになりました。ただ、日本語として変ですよね?これをGoogle Homeのショートカットという機能を使って呼び出し方を変えます。そしてこれも、シーン名に対して一つづつ設定しなければならないので、かなり骨の折れる作業です。
メニューを開きます。
「その他の設定」→「ショートカット」を選択します。
「+」ボタンを押します。
呼び出し時の(自然な)メッセージのパターンを上部にいくつか入力します。また、前述したRM mini3呼び出し方である、「(シーン名)をつけて」を下部に入力します。
※ ここはコツが色々とあるので、以下を読みつつ、試しながら設定してください。
・漢字とひらがな、カタカナを
区別します。例えば上記だと、「でんきつけて」と入力してしまうと、恐らく反応しません。日本語版ならではの難しい所だと思います。
・マイクでの入力をお勧めします。自分が発声したときに、どのように漢字変換されるかは分かりかねるので、言ってしまうのが手っ取り早いです。
・入力パターンはいくつか設定したほうがいいです。これは使っていての経験則ですが、日常生活では呼び出し方の表現は結構揺れます。上の例のように”を”の有る無しなど。面倒ですが、ここで思いつく限り設定しておくと、今後の生活でのイライラが軽減されます。
これで設定は完了です!
終わりに
いかがでしたでしょうか?もの凄く大変だったかとは思いますが、これでスマートホームな快適生活が送れます。私は照明、TV、エアコンを設定しました。TVをつけたり、チャンネルを変えたりも音声操作できるので、リモコンを探すという不毛なこともしなくてよくなりました!総じて快適で、元の生活には戻れそうにありません。
参考にしたサイト
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